本格的な解説書
Titanium SDK API 解説書 For Androidは、Titanium SDKを使用して、Androidアプリ開発を行う際のユーザーインターフェイス(ビュー)に関する本格的な解説書です。
Titanium SDKに関する書籍は、基礎的なテキストがいくつか発売されていますが、そのあとにスキルアップするため、または本格的な開発で使用できる専門書はありませんでした。さらに、Androidアプリとなると、ネットで情報を探すだけでも難しいでしょう。
Titanium SDK API解説書は、Androidアプリのユーザーインターフェイスに絞ることにより、掲載内容の充実を図った本格的な解説書です。
Titanium SDK 3 に対応
Titanium SDK API 解説書 For Androidは、Titanium SDK 3.1.1に対応した解説書です。現在体系的にまとめられている情報としては、もっとも新しいバージョンでしょう。
現在のバージョンは、3.2.xですが、その違いは限定的です。また、Titanium SDK API解説書には3.1.1と3.2.xとの差異に関しても言及していますので、迷うことは少ないでしょう。
Titanium SDKのAPIは、バージョンの違いにより多くの機能が刷新されるため、なるべく新しいバージョンに対応した情報を入手したいものです。
380もの解説を掲載
Titanium SDK API 解説書 For Androidは、Androidアプリ制作で使用されるほぼすべてのビューとそのプロパティ、メソッド、イベントや開発する上での必須の知識などを取り上げています。
多くの設定項目や技術情報は、総計380(総ページ数298)にも及びました。ひとつひとつのその項目には、詳細な解説内容に加え、多くの開発者を悩ませてきたTitanium SDKのバグ内容やその回避策、そしてコードサンプル、画面イメージ、参照情報も掲載しています。
学習教材としても効果的な内容
Titanium SDK API 解説書 For Androidは、初心者を対象として、書き下ろしています。なるべく難しい用語は使わず、スキルの高い方にとっては既知の内容も丁寧に説明しています。
これからTitanium SDKの学習を始めようとされる方は、他の基礎的なテキストと併用してご利用いただくと、より学習効果が高いと思われます。
Titanium+Androidをこの一冊に
Titanium SDK API 解説書 For Androidには、開発者にとって役に立つ多くの情報を掲載しています。
各プロパティやメソッド、イベントがどのビューに対応しているのか示した一覧表やビューを作成する際に追加するためのメソッドやプロパティを記した階層図は多いに役に立つでしょう。ビューで設定可能なTi定数の一覧やシステムアイコン一覧なども掲載しています。
また、設定が安定しているとは言い難いTitanium SDKを扱う際に、解説内容のバグ情報は多いに役に立つでしょう。Androidのみサポートされている機能は明記しているため、その他の多くの設定はiPhoneも共通です。iPhoneアプリ開発者にとっても、有益な情報となるでしょう。
Titaniumを使ったことはあるけれど、「解決するのに1週間もかかった……」「やり方がわからなくてあきらめた……」という方もきっと多いはず。もしかしたら、それが一瞬で解決するかもしれません。
Titanium+Androidアプリ開発のUI情報をこの一冊につめ込みました。
PDFの機能をフル活用
Titanium SDK API 解説書 For Androidは、PDFの機能をフルに利用しています。たとえば、PDFの「しおり」を利用した目次やあらゆる参照項目へのハイパーリンクを設定しています。もちろん、テキスト検索も問題ありません。コードサンプルには外部リンクを設定していますので、インターネット経由で、そのテキストや画像素材などを入手することができます。
関連情報を探し出すわずらわしさから解放され、ワンクリックで目的の情報にたどり着くことができるでしょう。
Titanium SDK API解説書は、印刷制限もかけていません。そのままプリントしても読みやすいように、標準的に使用されているA4判で制作しています。
スマートフォンにコピーして読むことも可能です。PDFの機能を存分におたのしみください。